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公正証書って?

IMG_0370.jpg 先週、遺言について書きましたが、「公正証書」って何?というご質問がありました。というわけで、今日は公正証書についてまとめてみたいと思います。


 百科事典を引っ張ると、「公証人が当事者の嘱託により、その権限内で作成した文書で、その作成手続きは公証人法によってきわめて厳重な形式で定めれている」『ブリタニカ国際大百科事典』とあります。つまり、公証人(裁判官や検察官などを長年務めた方の中から法務大臣によって任命させた公務員)によって作成された公文書ということになります。


 先週お話しした公正証書遺言では、家庭裁判所での検認手続きが不要であるというお話をしました。なぜなら
公正証書には普通の文書とは違った特徴があるからです。それらについて見ていきます。
 公正証書は、法務大臣に任命・監督されている公証人が書面の記載内容について、違法性がないかどうかを吟味し、作成当事者の身分などについてもしっかり確認して作成されます。だから、公正証書の内容が裁判で否認されたり、無効とされたりということはほとんど考えられないのです。高い証拠力を持つということです(証明力:民事訴訟法に関係する部分)。
 また、金銭債務において「強制執行認諾約款(債務者が支払いを怠ったときには、直ちに強制執行を受けることを了承している文言)」をつけた公正証書を作成しておけば、万が一のときでも裁判を行うことなく、直ちに裁判所に強制執行(差し押さえですね)を申し立てできることになります(執行力:民事執行法に関係する部分)。
 公正証書は公証役場で原本がきちんと保管されている(20年間)ので、改ざん・変造の心配がほとんどありません(安全性)。
 このような特徴があるからこそ、当事者双方に公正証書に書かれた内容をきちんと履行するように促し、違反しないように自覚させる効果が公正証書にはあると言えます。
 
 



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